ベースってなに?
〜ベースとは、バンドの低音を支えるエッセンシャル・パートである〜 保浦(2026)
エレキベースに興味を持ってくれている“正しい”みなさん、こんばんは😉
このページでは、バンド演奏におけるエレキベースの必要性を証明していくとともに、みなさんのエレキベース・モチベーションを高めていきたいと思います。
1,ベースとギターって何が違うの?¥
インターネットによると、弦が4本のものがベース、弦が6本のものがギターだと書かれています。しかしこれでは本質的な理解にはなっていません。ぼっち・ざ・ろっく!#3(2022)から見てもわかるように、弦が6本のベースも世の中には存在します。では、サイエンスエリートであるみなさんが驚きと感動による知の探究をするにはどのように分類すればいいのでしょうか?
答えは簡単です。でかいのがベースです。
楽器は基本的に大きくなるほど低い音を奏でます。ソプラノリコーダーとアルトリコーダーを思い浮かべればイメージしやすいと思います。ギターとベースも同じで、ベースのほうがサイズが少しだけ大きいです。ですがほんの少しだけなので、楽器の大きさを見てギターとベースを判別するのはさすがに無理があります。実は、大きくなっているのはボディのサイズだけではありません。ギターとベースを見比べると、弦の太さが全然違うことがわかると思います。体感でいくと、ギターの1弦がシャー芯であるのに対しベースの1限はおいしいパスタくらいです。ベースは音域がかなり広い楽器なので、鳴らそうと思えばベースで高い音を出すこともできます。しかし元々の弦の太さがシャー芯とおいしいパスタなので、ギターは高音域を奏でることに特化しているのに対し、ベースは低音域を奏でることに特化しています。ギターは弦が細いので何本もの弦を同時に抑えることが容易ですが、ベースの弦は抑えるのにかなり力がいるので基本的に同時に複数の音を出すことはしません。
あとたまにエレキギターのことをエレキと略すギタリストが存在しますが、“エレキ”というのは電気的に音を増幅させて奏でるという意味の言葉で、命題「エレキであるならばギターである」は成り立ちません。エレキギターもエレキベースも存在しますし、アコースティックギターもアコースティックベースも存在します。くれぐれもベーシストの前でエレキギターのことをエレキと呼ばないようにしてください。
2,得意分野で勝負する💢
ここで問題になるのは、“ギターは高音域を奏でることに特化している”ということです。ギターはその特性を活かし、楽曲のなかで大事なフレーズを奏でたり、コード進行を展開していったりします。しかしベースは高音域を奏でるのが苦手なので、地味でワクワクしない退屈なフレーズばかり弾くことになります。スラップ奏法のようにかっこいいONICHAフレーズを奏でることもできますが、軽音楽部でバンドとして演奏するときは、曲決めのときにかなり強い意志を持っていないと結局退屈なフレーズばかり弾くことになります。「いや、俺は曲決めのときに他人に流されたりはしない」と思ったそこのあなた、無駄です。世の中にはベースがかっこいい曲の何百倍もギターがかっこいい曲が存在しているのです。軽音楽部におけるベースとは、ギターがかっこいいフレーズを弾いている間に端っこのほうで退屈なフレーズばかり弾く楽器であることは残念ながら事実です。
3,俺はベースが大好きなんだよ
ではなぜ俺たちはベースをやるのでしょうか?
実は、ギターではなくベースというマイノリティ楽器を自分から選んだという行動をすることによってもれなく“変人”という称号を与えられます。ベースはギターの何倍も目立ちません。ですが、すでに変人という肩書きをもっている俺たちは、次第に「目立っていないこと」(=陰で支えているということ)に快感を覚えるようになります。ベーシストがギタリストより目立つのは不可能です。そのため、ベーシストは考え方を改め、自分が置かれた環境に適応していくのです。皆に聞こえやすいように高音でわかりやすいパートばかり弾いて目立ってあわよくばモテようとしている煩悩の塊楽器であるギターと比較すると、特に目立たないが陰でバンドサウンドを支えているベースはまた違った楽しさがあると思います。ぜひベースで楽しい部活ライフを送ってみてください。
ちなみにベーシストは欲望に負けてギターを始めてしまいがちです(17期ベーシストのギター浮気率100%)