1本目のエレキギターを見つけよう 応用「パーツ編」
サウンドやプレイアビリティなど、パーツ面から理想の一本を見つけよう
ギター選びでは見た目が大事とは言うものの、音や機能性にもこだわりたいというそこのあなた!
ギターを構成する数多の部品のうち音や使い勝手に特に影響の大きいパーツをピックアップし、種類による違いを説明したいと思います。
詳しい単語の意味に関してはこちらをご覧ください。
https://wiki.ysfband.site/books/ddb30
目次
・ピックアップ
・ブリッジ
・その他
ピックアップ
ピックアップとは、ギターの弦の振動を拾って電気信号に変えるマイクのようなものです。個人的には音に最も影響を与えるパーツだと思っています。ピックアップは構造で主に3種類に分けられるため、それぞれ紹介していきます。
シングルコイルピックアップ

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/68990/?srsltid=AfmBOorsor87_Q7e294MzzEifudAZwvjlfzIxnAKg2tmS4jr0mqLp1zi
シングルコイルピックアップとは、主にストラトキャスターやテレキャスターなどのFender系のギターに多く採用されているピックアップで、明るくて歯切れの良い音が特徴です。
コード弾きやカッティングなどのプレイを多用する方におすすめです。
後述するハムバッカーよりもシンプルな構造で素直な音なので、音作りがしやすいのが特徴です。コイルが一つだけなのでシングルコイルという名前になっています。
ハムバッカー
ハムバッカーとは、レスポールやSG、PRSなどに搭載されているピックアップで、シングルコイルがFender系だとしたらこちらがGibson系に多いとイメージしてもらって大丈夫です。
中低域の強い太い音が特徴で、甘いクリーンサウンドから激歪みメタルサウンドまでいけます。
前述のシングルコイルよりもノイズに強いのが特徴で、深く歪ませるジャンルに強いです。
電源によるノイズ(ハムノイズ)を抑制するためハムバッカーと呼ばれています。
P-90
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/68971/
P-90はギブソン系のギターに採用されていることが多いピックアップで、シングルコイルとハムバッカーの中間のような音と言われています。ギブソンが開発したシングルコイルピックアップの一種ですが、フェンダーのシングルコイルピックアップとは構造が違います。
あまり使ってる人は多くないので持ってると個性になると思います。
最初期のレスポールにはP-90が搭載されていました。
| ピックアップ | 音の傾向 | ノイズ | 向いているジャンル | ひとことで |
|---|---|---|---|---|
| シングルコイル | 抜けがよく、明るくてシャキシャキ | 出やすい | ポップス、ファンク、カッティング | 繊細で表情豊かな定番サウンド |
| ハムバッカー | 太くて甘く、パワフル | 出にくい(低い) | ロック、メタル、リード全般 | 太くてノイズに強い万能選手 |
| P-90 | シングルとハムの中間的 | 中くらい | ロックンロール、ブルース | ガリッと荒めのビンテージ感 |
ブリッジ
ブリッジ(サドルとトレモロユニット含む)とは、ギターの弦をボディ側で固定するための部品で、チューニングを安定させたり弦の振動をボディに伝える役割があるほか、アーミングという奏法ができるものもあります。今回は大きく分けたときの三つを紹介します。
シンクロナイズドトレモロブリッジ(ストラトのブリッジ)
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/254352/
こちらはアーミングが可能なブリッジで、主にストラトに搭載されています。
ボディの裏でスプリングというバネにつながっていて、それをアームを使って伸び縮みさせることでアーミングをします。バネを使って固定しているためチューニングがずれやすく、弦が一本切れると全ての弦のチューニングが狂ったり、ダウンチューニングが揃うまでに時間がかかります。また、後述のフロイドローズよりもアーミングをした時にチューニングが狂いにくいです。
ハードテイル
https://www.shimamura.co.jp/shop/koube/product/20200116/13750
ハードテイルとは、弦をバネなどを介せず直接ボディに固定する方法で、画像はテレキャスのものです。アーミングができない代わりにチューニングが狂いにくいという特徴があります。
フロイドローズ
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/212272/
フロイドローズとは、メタルなどの激しいアーミングをするジャンルを演奏するために開発されたブリッジで、絶対にチューニングが狂わないという特徴があります。
その理由はシンプルで、ブリッジとナットでもペグのように弦を固定することで絶対にチューニングが狂わないようになっています。難点は弦交換が少しめんどくさいところです。それでもアーミングをしまくりたいという人におすすめです。
| ブリッジ | 音・構造の特徴 | チューニングの安定性 | 弾き心地・操作感 | ひとことで |
|---|---|---|---|---|
| シンクロナイズドトレモロ | バネでボディに固定されつつアームが使える、ストラト系の軽やかな鳴り | 普通(アーム多用で少し狂いやすい) | アームでビブラートしやすく、弦のテンションはやや軽め | スタンダードなアーム付きブリッジ |
| ハードテイル | ボディにガッチリ固定されサスティン長め、レスポンスが速い | とても高い(ほぼ狂わない) | アームが無いぶんシンプルで弾きやすく、ピッキングニュアンスがダイレクト | シンプル・硬派な安定志向 |
| フロイドローズ | ロック式で大きなアーミングが可能、ややメタル寄りのタイトな鳴り | ロックしてしまえばかなり高い | アームプレイ自由度は最高だが、弦交換や調整が複雑 | 激しいアーム前提のプロ仕様 |
その他
諸々の部品について少しずつ情報を置いておきます。
ペグ
ペグにはロックペグというものがあって、普通のペグでは弦を巻き付けて固定しているものをネジで強引に固定することでチューニングが安定したり弦交換が楽になるという効果があります。
フレット数
ヴィンテージ志向のモデルでは21フレットのものも多いですが、最近の曲では22フレットを使用する楽曲も少なくないため、困ったら22フレットあるものの方が後々役に立つと思います。
モダン志向のギターには24フレットあるものもあります。
ピックアップ構成
ピックアップ構成にはシングルかハムかなどの違いもありますが、センターピックアップがあるものとないもので操作が少し変わります。センターピックアップがあるものはハーフトーンが使えるため、5wayのセレクターになり、ピックアップが二つのものはミックストーンが使えて3wayになります。





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